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スッキリ解決!犬の抜け毛対策とお掃除時短テクニック
犬の抜け毛が多いと掃除が大変ですよね。しかも、毛の生え変わる換毛期は普段より抜け毛の量が増えるので、掃除をしてもしても家中に毛が…なんてことも。
愛犬と一緒に暮らしていく以上、抜け毛問題とはずっと付き合っていかなくてはならないですが、対策方法をきちんと抑えておけば快適に生活することができます。
この記事では、愛犬の抜け毛が多くなる理由や抜け毛対策、お掃除テクニックを紹介していきます。
目次
1.犬の抜け毛が多いワケ
換毛期
栄養不足
病気
ストレス
老化
2.犬の抜け毛は放置しない!対策しないと健康に影響も
3.犬の抜け毛に効果的な6つの対策
①.ブラッシング
②.シャンプー
③.コロコロ
④.フードを変える
⑤.トリミング
⑥.服を着させる
4.抜け毛掃除を楽チンに!お掃除時短テクニック
掃除は上から下・真ん中から外が基本
掃除機は最終手段
カーペットには便利グッズを
5.犬の抜け毛対策におすすめのグッズ
6.まとめ
1.犬の抜け毛が多いワケ
犬の抜け毛が増えてきたと感じる場合、主に5つの原因が考えられます。
換毛期
換毛期は毛の生え変わる時期のことで、通常春と秋の年2回、それぞれ10~20日間ほど抜け毛の多い日が続きます。
被毛の二層になったダブルコートの犬種(チワワ、柴犬、ゴールデン・レトリーバーなど)にだけ見られ、被毛が一層のシングルコートの犬種(トイプードル、ヨークシャテリア、マルチーズなど)は1年を通して徐々に毛が生え変わります。
換毛期は気温の変化に対応するために起こる季節性の現象ですが、室内飼いが増えた現代では寒暖差を感じ取りにくく、ダブルコートの犬種でもあまり換毛しない場合があります。
栄養不足
犬の毛の主要素であるケラチンを生成する含硫アミノ酸や、被毛の増殖を促進する亜鉛やビタミンなどの栄養素が不足すると、毛の発育が遅れて傷みやすくなり、最終的には抜け毛につながることもあります。
病気
皮膚疾患や病気による脱毛の可能性も考えられます。膿皮症やアレルギー、ダニやノミなどの寄生虫による湿疹が原因で毛が抜ける場合もあるため、抜け毛以外に湿疹や赤み、フケなどがないか愛犬の体を確認し、気になる症状があればすぐに動物病院へ連れて行くことをおすすめします。
ストレス
犬はストレスを感じると体をなめる、毛をむしるなどの問題行動を起こすことがあります。特定の部分だけ抜け毛がひどい場合は、ストレスによる脱毛の可能性が考えられるため、愛犬が過ごしやすいよう飼育環境を見直したり、生活習慣を整えたりしてあげましょう。
老化
人と同じように、犬も年を取ると毛艶が悪くなる、毛が細くなる、薄毛になるといった変化が現れます。これまで春と秋に換毛期をむかえていても、代謝機能の低下や自律神経の乱れによりサイクルが崩れ、換毛期以外でも毛が抜ける場合があります。
2.犬の抜け毛は放置しない!対策しないと健康に影響も
犬の抜け毛は放置せず、こまめにメンテナンスすることがおすすめです。犬の毛にはハウスダストが含まれますが、ハウスダストはとても小さいため、抜け毛をそのままにしておくと空気中に舞い上がってしまいます。私たち人間がハウスダストを吸い込むと、アレルギー症状や喘息を引き起こすことがあります。
人体だけではなく犬の健康にも悪影響を及ぼしかねません。抜け毛についているフケをエサにノミやダニが繁殖し、皮膚炎やアレルギーを引き起こすリスクがあるのです。
皮膚炎やアレルギーを発症すると、激しいかゆみを伴い、ひっかいて余計に激しい脱毛へつながる悪循環に陥ってしまうので、日常的な掃除や適切な抜け毛対策が必要になります。
3.犬の抜け毛に効果的な6つの対策
それでは、どのように犬の抜け毛と付き合っていけばいいのでしょうか?犬の抜け毛に効果的な6つの対策を見ていきましょう。
①.ブラッシング
ブラッシングは、基本的な抜け毛対策のひとつです。余分な毛を除去しつつ、皮膚の新陳代謝を促して美しい被毛をキープできます。いつもより皮膚や被毛を見るので、皮膚トラブルや体調の変化に気づく機会にもなります。
短毛種にはラバーブラシや獣毛ブラシを、長毛種にはスリッカーブラシやピンブラシなど、犬の毛質や長さに合わせたブラシを選び、皮膚が傷つかないよう優しく丁寧にケアしましょう。
②.シャンプー
シャンプーは、体を綺麗にしつつ抜け毛も取り除けるので一石二鳥の抜け毛対策です。毛穴に汚れが溜まっていると抜け毛に繋がる可能性がありますが、シャンプーで毛穴を洗うことで、今後の抜け毛予防にもなります。
皮膚トラブルを避けるために、シャンプー後はタオルやドライヤーでしっかりと水気を取り除いてあげましょう。かゆみ予防に保湿ケアを行うこともおすすめです。
③.コロコロ
ブラッシングやシャンプーをする時間がない時は、コロコロクリーナーで体表の抜け毛を取り除く方法もあります。軽いマッサージにもなるので、ブラッシング後の仕上げとしてもおすすめです。
ただし、コロコロクリーナーの粘着成分で肌がかぶれる恐れもあるので、肌の弱い犬には使用を控えるか、低粘着&清潔なクリーナーを使う必要があります。また、遊び毛しか取れないので、時間を見つけてブラッシングもするようにしましょう。
④.フードを変える
皮膚や被毛の健康状態が良くないワンちゃんの場合、栄養バランスの優れた食事を与え、体質から抜け毛の原因を改善することも検討しましょう。ビオチンや品質の優れたタンパク質など、皮膚や被毛を美しく保ち、毛の発達にも役立つ栄養素が豊富に入ったフードに切り替えてみましょう。
⑤.トリミング
長毛種は毛を短くカットすると、ブラッシングやシャンプーなどのお手入れがしやすくなります。トリミングしただけで抜け毛自体がなくなるわけではないですが、毛が短くなった分掃除もしやすくなりますよね。
ただし、毛が短くなると紫外線が肌に当たりやすく、ノミやダニにも刺されやすくなるため、外出するときは対策が必要です。
⑥.服を着させる
抜け毛が床に落ちるのを防ぐために、愛犬に服を着させるのもひとつの手です。もちろん、服に抵抗がない犬に限りますが、服を着れば冬は防寒対策にもなり、寒がりの犬や体温調節機能が低下している老犬にはおすすめの対策となります。
最初は服を嫌がる犬でも、着たら褒めるを繰り返していくと徐々に嫌がらなくなるケースもありますよ。
4.抜け毛掃除を楽チンに!お掃除時短テクニック
抜け落ちてしまった毛は放っておくと舞い上がり、洋服や家具について掃除が大変になるので早めに対処したいところです。ここでは、簡単にできる抜け毛の掃除テクニックを紹介していきます。
掃除は上から下・真ん中から外が基本
毛は上から下に落ちていくので、まずは棚やテーブルなどの高い場所から拭き取り、次にソファーや床の順番で掃除していきましょう。あわせて家の真ん中から外に向かって掃除すれば、毛が隅っこに集まって収拾も楽ちんに。きれいな仕上がりを目指せます。
掃除機は最終手段
細くて軽い犬の毛は、掃除機から出る排気で舞い上がってしまいます。まずはハンディモップやコロコロシート、フローリングワイパーなどで毛が舞わないようにゆっくり掃除し、最後に掃除機をかけるといいでしょう。
カーペットには便利グッズを
毛足の長いカーペットについた抜け毛は、コロコロクリーナーや掃除機ではなかなか取りにくく効率も悪いです。たわしやゴム手袋をはめた手でカーペットをなでるように、一方向に擦ると毛が束になって取れやすいですよ。
5.犬の抜け毛対策におすすめのグッズ
ペテモオンラインストアの抜け毛対策に役立つグッズをご紹介します。
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6.まとめ
犬の抜け毛は、換毛期や栄養不足、病気やストレスなどさまざまなことが関係しているため、まずは何が原因となっているかを確かめましょう。抜け毛はこまめなブラッシングやシャンプー、コロコロクリーナーなどを使って対策できます。
すでに抜け落ちてしまった毛は、放置すると犬も飼い主もアレルギーを引き起こす危険があるので、早めに掃除しましょう。掃除は上から下に、部屋の中心から外へ向かって行い、毛が舞い上がらないようにハンディモップやコロコロクリーナーで毛を取り除いてから、仕上げとして掃除機を使うのがおすすめです。
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