クリスマスケーキは、基本的に人間が食べるものですが、犬はクリスマスケーキを食べることができるのか疑問に思ったことはありませんか?家族である愛犬にも、人間と同じようにケーキを食べさせてあげたいと思うことは、飼い主として自然な感情といえるかもしれません。

近年では、人間と同じように愛犬がケーキを食べられるよう、犬用ケーキを取り扱っているお店も増えてきています。この記事では、愛犬とクリスマスケーキを一緒に楽しむ際のケーキの選び方や、与える際の注意点などについて解説します。
1.愛犬にクリスマスケーキを食べさせてもOK? 普段の生活で、愛犬にドッグフードを中心に食べさせている飼い主の中には、クリスマスケーキを食べさせることに対して不安を感じている方も多いはずです。しかし、素材や量に注意して食べさせる限り、クリスマスケーキは愛犬が健康を損なうことなく美味しく食べられるものです。もちろん、人間と同じように、脂肪・糖分が多いものを食べさせれば肥満につながりかねません。よって、クリスマスだからといって、愛犬にはケーキをたくさん食べさせないよう心がけましょう。 2.愛犬にクリスマスケーキを与える際は「犬用」を選ぶこと 愛犬にクリスマスケーキを食べさせる際は、人間用のケーキの中から愛犬が食べられるものを選ぶのではなく、最初から素材に配慮して作られた「犬用」を選ぶことが大切です。デザインや種類も豊富なため、毎年違うタイプのものを選べるだけでなく、デコレーションケーキなどを選ぶこともできます。アレルギー・健康に配慮した無添加・自然素材のケーキもあり、健康面で不安を抱えている愛犬向けのケーキを選ぶのにも適しています。クリスマスとお迎えした日が近いなら、記念日としてオーダーメイドのケーキを注文するのもよいでしょう。 3.愛犬向けクリスマスケーキの選び方 愛犬向けのクリスマスケーキを選ぶ際は、次のようなポイントを押さえた上で、色々な商品を検討してみましょう。 「食べ切りサイズ」を選ぶ クリスマスケーキは、愛犬が食べ残さないよう「食べ切りサイズ」を選ぶことが大切です。ケーキのサイズをチェックする際は、犬種によって選ぶサイズの目安があるため、以下の目安を参考にして選ぶことをおすすめします。
  • 小型・中型犬:1~3号サイズ
  • 大型犬:4~5号サイズ
一般的に、ケーキの1号とは“直径3cm”を指し、大きいサイズの犬ほど号数が大きくなるものと考えてよいでしょう。
なお、複数の犬を飼っている場合は、4~5号を購入してみんなで分ける方法もあります。
愛犬の好みを把握する ドッグフードに慣れている犬の場合、普段のフードの代わりに与えることを検討する方も多いでしょう。そのような場合は、肉や魚が素材として用いられているものを選ぶと、栄養バランスの調整につながります。中には、野菜や果物の甘味を好んで食べる子もいるため、そのケーキが好みのフレーバーかどうかもチェックすることをおすすめします。 特別なサービスが可能かどうか確認する ケーキを購入する際は、クッキープレートなどに「Merry Christmas」などのメッセージが入れられるケーキや、愛犬の似顔絵を模したケーキなど、イベントを楽しめるデコレーションサービスがあるタイプのケーキを選んでみましょう。デザインが映えると、SNSなどにアップする際も“映える”投稿ができるはずです。 4.愛犬向けクリスマスケーキを選ぶ際の注意点 クリスマスケーキを食べさせたい飼い主としては、できるだけ人間と同じようにクリスマスを楽しみたいと思うかもしれません。しかし、人間と犬は違う生き物のため、以下の点に注意してクリスマスケーキを与えましょう。 アレルギーに注意する 人間同様、犬もアレルギーを持つ子がいることから、牛肉や乳製品、卵など、愛犬が食べられない食材が含まれていないかどうか事前にチェックしましょう。なお、動物病院ではアレルギー検査を実施しているため、愛犬にケーキを食べさせるのが初めての場合は、念のため検査を受けておくことをおすすめします。 大きな固形物が含まれたケーキは避ける 人間に比べて、犬はあまり食べ物を咀嚼しないため、よく噛まないと食べられないような大きさの固形物が乗っているケーキは避けましょう。ケーキ自体が柔らかく食べやすいことから、愛犬が固形物を飲み込んでしまい、のどに詰まらせてしまうリスクがあります。 犬に有害な食材が使われているケーキは避ける ケーキに使用されている食材の中には、犬に与えてはいけない食材が含まれている場合があるため注意が必要です。例えば、チョコレートやカカオが含まれるケーキには「テオブロミン」という物質が含まれており、犬が体内で分解できず中毒を引き起こす恐れがあります。基本的に、犬用ケーキとして売られている以上は、どんな商品も犬の食性に配慮しているはずです。しかし、購入時は念のため、使用されている食材の”犬にとっての有害性”を確認してから購入するようにしましょう。 5.まとめ 愛犬にクリスマスケーキを食べさせる際は、健康面を考慮して、必ず人間用ではなく“犬用”のものを選びましょう。基本的には、食べ切りサイズで、愛犬の好みに合ったものを選べば問題ありません。クリスマス向けのデコレーションサービスがあるケーキなどを選ぶと、愛犬と過ごす時間がより楽しいものになるはずです。ただし、ケーキを選ぶ際は愛犬のアレルギーに配慮しつつ、大きな固形物や犬の身体に有害な食材が含まれていないかどうか必ず確認しましょう。
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