ハロウィンなどのイベントでは、人間と同じように被り物をしたり、コスプレをしたりしているワンちゃんを見かけることがあります。近年では、愛犬と一緒にハロウィンを楽しめるイベントも開催されており、SNSに参加の様子をアップしている人もいます。

せっかく愛犬とイベントを楽しむのであれば、愛犬と飼い主が一緒に被り物・コスプレにチャレンジしてみるのも面白いでしょう。この記事では、愛犬の被り物・コスプレの選び方について、具体的な種類や注意点に触れつつ解説します。
1.愛犬に被り物・コスプレをさせる魅力 特に何かを着せようとしなくても、愛犬の姿を見るだけで十分可愛いと思う飼い主は多いはずです。しかし、愛犬に被り物やコスプレをさせると、それまでは見られなかった愛犬の新しい魅力に気付くことができます。飼い主がその可愛さに癒されるのはもちろん、写真撮影やイベント参加などを通じて、愛犬とコミュニケーションをとる機会を増やすことにもつながります。手芸が得意な人は、オリジナルのコスプレを考えることによって、新しい趣味が増えるかもしれません。 2.愛犬に被り物・コスプレをさせるメリット 飼い主が愛犬に被り物・コスプレをさせることには、以下のようなメリットがあります。
  • 服を着せることに慣れてもらえる
  • 愛犬とのイベントを思い出深いものにできる
  • SNSで同じ趣味を持つ飼い主とつながれる
コスプレに限らず、愛犬に帽子を被せたり服を着せたりすることは、暑さ・寒さ対策や紫外線対策につながります。そのため、イベントを機会に服を着ることに慣らすようにすると、健康維持の観点からメリットは大きいでしょう。服を着ている姿を見て飼い主が喜び、その姿を見て愛犬も喜べば、毎年のイベントがより思い出深いものとなるはずです。SNSにコスプレ写真をアップすることで、同じ趣味を持つ飼い主とつながる機会が得られれば、新たな人間関係の構築・コミュニティへの参加のチャンスも生まれやすくなります。 3.愛犬向けの被り物・コスプレの種類 愛犬用コスチュームには様々なものがあるため、コスプレをさせる際は飼い主としても色々なパターンを試したくなるはずです。しかし、イベントによってどのようなコスチュームを選ぶのかが変わってくるため、それぞれのイベントにマッチするコスチュームのタイプを知っておくと、被り物やコスチュームを選びやすいでしょう。以下、主なイベント別に、犬に適したコスチュームの種類をご紹介します。 ハロウィン ハロウィンでのコスプレを意識して愛犬の被り物・コスチュームを選ぶ場合、イベントそのものを楽しむ目的で着せる際は、まずはマント・ハットなど身に付けやすいものを試してみましょう。写真撮影をメインに考えているなら、ホラー映画に登場するキャラクターになりきれるものを選ぶのも面白いはずです。 節分 節分でのコスプレを意識して被り物・コスチュームを選ぶ場合、愛犬に“角”が付いたウィッグを被せるのが定番です。鬼のパンツをイメージした服などもあるため、写真撮影用に着せてみると可愛く映えるかもしれません。 クリスマス クリスマスで楽しめる愛犬用のコスチュームには、トナカイ、サンタ、ツリーなど、クリスマスにちなんだ色々なデザインのものがあります。中には雪だるまになれるものもありますが、こちらは主に写真撮影用と考えておきましょう。服が苦手なワンちゃんには、気軽に羽織れるケープ状のデザインのものがおすすめです。 4.愛犬に被り物・コスプレをさせる際の注意点 愛犬に被り物・コスプレをさせる際は、以下の点に配慮して商品を選ぶことが大切です。 愛犬の体型に合うものを選ぶ 被り物・コスプレは大き過ぎると脱げやすくなり、小さ過ぎると愛犬の頭や身体が圧迫される恐れがあります。よって、購入前に愛犬のサイズを測ることをおすすめします。被り物の場合、頭部全体に被せるタイプのものも見られることから、首回り・耳の間・顔周りをメジャーで測りましょう。具体的な測り方は、それぞれ以下の通りです。
首回り 首輪の位置より上、耳の付け根を通る位置から、あごの下まで一回り計測
耳の間 耳が立っても下がってもいない状態(通常の状態)を見計らって、頭頂部の耳の根元(付け根)の間の距離を計測
顔周り 目の上2cmから顔の周り、帽子を被った際の“つば”が来るところを、あごの下まで一回り計測
服を着せる場合は、背丈や胸囲も次の通りチェックします。
背丈 首から尻尾の根元まで、背中に触れるようにメジャーを真っ直ぐ当てる
胸囲 愛犬を立たせた上で、胸部の一番太くなっている部分を計測
愛犬の特徴に配慮して選ぶ 頭や耳の形によって、似合う被り物は異なるため、被り物のデザインありきで選ばないように注意しましょう。例えば、垂れ耳の犬種には耳が隠れるもの、フレンチブルドッグのように”鼻ぺちゃ”の犬種は鼻を圧迫しないようなものを選ぶことをおすすめします。 着脱しやすいものを選ぶ 愛犬が被り物に負担を感じないよう、できるだけ着脱しやすいものを選ぶことも重要なポイントです。窮屈な構造になっていると愛犬が嫌がる恐れがあるため、マジックテープ、ゴムひものような素材が使われているものを選ぶとよいでしょう。 視界を遮らないものを選ぶ 視界を遮るデザインのものは、愛犬が歩けなくなる恐れがあり不便なため、きちんと視界が確保されているものを選ぶことが大切です。 5.まとめ 愛犬とイベントを楽しむなら、被り物やコスプレに挑戦すると、愛犬の新たな魅力を発見できるだけでなく、一生忘れない思い出作りにもなるでしょう。ハロウィンにはマントや帽子、節分には鬼の角、クリスマスにはサンタやトナカイなど、イベントに合わせたコスチュームを選ぶとより楽しい時間を過ごせるはずです。実際に被り物やコスチュームを選ぶ際は、サイズが合うか、着脱しやすいか、視界を遮らないかなど、愛犬の特徴にマッチするものを選ぶことが大切です。
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