子犬のシャンプーはいつから?事前準備とやり方も知っておこう! 子犬を飼ってしばらくすると、気になるのがにおいと汚れです。綺麗にしてあげたいけれど、子犬にシャンプーをしてもいいのか不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。

汚れたままにしておくと健康に悪影響を与えてしまうため、子犬にもシャンプーは必要です。実際、いつから始めるのが良いのでしょうか。

そこでこの記事では、子犬のシャンプーの必要性や始める時期、事前に準備すること、シャンプーの方法をお伝えします。
目次
1.子犬にシャンプーって必要なの? 犬も人間と同じように汚れが溜まるため、シャンプーをする必要があります。特に子犬はやんちゃで様々なものに興味津々なので、汚れやすいのです。 汚れを放っておくとにおいや衛生面が気になるだけでなく、雑菌が繁殖して皮膚病を引き起こしてしまう可能性があります。 シャンプーをすれば古い皮脂や皮膚・毛についた汚れを落とし、においや皮膚病の予防ができるでしょう。さらに、子犬の頃からシャンプーに慣らしておくと、成長したときに自宅でのケアが楽になります。
2.子犬のシャンプーはいつからするべき? 初めての子犬のシャンプーは以下の条件を満たしてからするようにしましょう。
  • ・生後3~4ヵ月以上
  • ・ワクチン摂取後(ワクチン摂取から1週間以上空ける)
幼い子犬は免疫力が低く体温調節が上手くできないので、お風呂に入れると病気になってしまう可能性があります。そのため、ある程度成長した生後3~4ヵ月以降で、ワクチン接種が済んでからが適切な時期です。 ワクチン摂取直後は体調を崩しやすい時期なので、最低でも1週間以上空けると安心です。ご飯をよく食べているか、うんちの状態は良いか、元気があるかなどを確認してからお風呂に入れるようにしましょう。 グルーミング(トリミング)サロンに連れていく場合は、お店によって受け入れ可能な基準が異なるので事前に条件を確認してください。
3.子犬のシャンプー前に準備すること 子犬にとってシャンプーは体力をかなり消耗するものです。負担をかけずに早く終わらせられるように準備をしておきましょう。
犬用バスグッズを揃える 初めて子犬のシャンプーをする際には、以下の犬用のバスグッズを揃えましょう。 【最低限必要なもの】
  • ・犬用のシャンプー剤
  • ・犬用のバスタブ
  • ・吸水タオル
【あると便利なもの】
  • ・泡立てネット
  • ・洗面桶
まずは、犬用シャンプー剤の準備です。子犬に限らず、犬の皮膚は薄くデリケートなので、刺激の強い人間用のシャンプーは使わないようにしてください。 滑ってケガするのを防ぐために犬用のバスタブも準備しましょう。風呂場の床は滑りやすく、骨折や足を痛める危険性があります。 吸水タオルは、たくさん水分を吸収してくれるので乾かす時間を短縮できます。普通のタオルはすぐにビショビショになるため、吸水力が高く絞って繰り返し使えるものを選びましょう。 他にも、シャンプーを泡立てる際に使う泡立てネットや洗面桶があると便利です。
お風呂場・ドライヤーに慣らす 水や大きな音に驚く子犬も多いので、事前にお風呂場やドライヤーに慣らしておくことがおすすめです。 まずはお風呂場に連れていき探検させ、落ち着いてきたらシャワーから水が出るところを見せます。怖がる場合は無理強いせず、日を改めてチャレンジしましょう。 ドライヤーは自分が使う時に愛犬を近くに呼んで、日頃から音に慣れさせることが大切です。どうしても嫌がるならドライヤーを見せながらおやつをあげて、恐怖心を取り除いてあげましょう。
4.初めて子犬のシャンプーをするやり方 準備が終わったら実際にお風呂に入れてあげましょう。初めての方に向けて子犬のシャンプーをする方法をまとめました。
①シャワー前にブラッシングする シャワーの前にブラッシングをしておきましょう。手首の力を抜いて優しくマッサージをするように行うのがポイントです。 毛の絡まりをほどき汚れを落とせるのでシャンプー剤が毛や皮膚になじみやすくなります。また、ブラッシングすることで子犬の緊張を解き、リラックスさせられるでしょう。
②全身を濡らす シャンプーをする前に37℃くらいのぬるま湯で全身を濡らします。子犬の様子を見ながら足先、お腹、背中、顔周りの順番でゆっくり濡らしましょう。目や鼻に水が入ってしまわないように注意してくださいね。 嫌がるようなら中断することも大切です。一度トラウマになると、お風呂に入れるのが難しくなります。
③シャンプーする シャンプーは事前に泡立てておき、マッサージをするように優しく洗います。顔を洗う際は目に泡が入らないように注意してください。 お湯だけでもある程度キレイにできるので、シャンプーを嫌がるようなら無理せずやめておきましょう。
④しっかりと洗い流す シャンプーが顔についている時間を短くするため、顔から身体の順番で流します。顔を流すのを嫌がる場合は、手でお湯をすくってかけたり、スポンジにお湯を含ませて絞りながら流したりしましょう。 シャンプーが体に残っていると肌荒れ、皮膚病の原因になるので、しっかりと洗い流すことが大切です。
⑤乾燥させる 子犬は体温の低下で体調を崩しやすいので、手早く乾燥させましょう。特に指の間や脇の下、耳は乾き残しやすいため、しっかりと拭き取ってあげてください。吸水タオルでしっかりと水分を拭き取っておくとドライヤーが短く済みます。 ドライヤーは、音や風に驚かないよう子犬から30cmほど離して使用します。火傷の危険性もあるので一カ所に長く風を当てないよう注意してください。    ペテモオンラインストア 子犬のシャンプーグッズはペテモオンラインストアへ!各種用品も取り揃えております       おすすめ商品をみる
5.まとめ 「子犬のシャンプーはいつから大丈夫?」「そもそもシャンプーは必要?」と悩む飼い主もいらっしゃると思いますが、やんちゃで遊び好きな子犬は汚れやすいのでシャンプーが欠かせません。汚れを放っておくとにおいや衛生面が気になるだけでなく、皮膚病になる危険性があります。 ただし生まれたばかりの子犬は免疫力が低いので、生後3~4ヵ月以上経過し、ワクチン摂取後1週間以上経ってからシャンプーデビューしましょう。 自宅でシャンプーをする時は、事前に犬用のバスグッズを揃え、お風呂場やドライヤーに慣らしておくとスムーズです。 子犬は免疫が低く体温低下によって体調を崩しやすいので、シャンプーは手早く行いましょう。トラウマにならないように、嫌がる様子が見られたらお風呂場や水に慣らすことから始めてくださいね。
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