ぽってりとした短い足で歩く姿が愛らしいマンチカン。短足胴長なかわいいらしい容姿から日本でも人気が高い猫種です。

足の短いマンチカンはどのようにして生まれた猫種なのでしょうか?

今回は、マンチカンの足が短い理由や特徴、飼う際のポイントを解説します。足が短い特徴を受け継ぐマンチカンのミックス種も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
1.「マンチカン=短足」というわけではない! マンチカンは短い足が特徴的な猫で、短足胴長な見た目から「猫界のダックスフント」とも呼ばれています。しかし、すべてのマンチカンが短足というわけではありません。マンチカンには短足種以外にも、一般的な足の長さの長足種も存在します。短足タイプと足長タイプの割合はおよそ1:4。足長マンチカンの方が多いとは驚きですね。短足の猫をマンチカンと呼ぶのではなく、マンチカンという猫種の中に短足の個体が含まれるというわけです。短足種、長足種の他にも、中くらいの足の長さの中足マンチカンや、短足よりさらに足が短いスーパー短足のマンチカンが産まれることもあります。 2.マンチカンの足の長さが違う理由 どうして同じマンチカンなのに足の長さに違いが出るのでしょうか?これにはマンチカンの交配パターンが関係しています。本来マンチカンは長足種の猫種であり、短足のマンチカンは突然変異で生まれたといわれています。短足種のマンチカン同士を交配させると短足種の子猫が生まれますが、胸浅や背骨の湾曲など奇形が生まれる確率が高く、死産のリスクも高いことから禁止されています。現在一般的なマンチカンの交配パターンは、短足種×長足種の組み合わせです。この場合、足が短い子猫が生まれる確率は1/3程度になるので、足の長いマンチカンの方が多くなっています。 ※ 子犬・子猫専門ペットショップのPetPlus(ペットプラス)(バナーをクリックすると外部のウェブサイトに移動します。) 3.短足マンチカンの特徴 ここでは、短足マンチカンの4つの特徴をみてみましょう。 短足でも運動神経バツグン 短足マンチカンは足の短さゆえに一見すると運動が苦手そうですが、骨太で筋肉質な体質を持っており、とても機敏に動きます。ジャンプ力こそ劣るものの運動神経も抜群で活動的。猫界のスポーツカーといわれるほど活発に動き回る姿がみられるでしょう。 フレンドリーで協調性が高い マンチカンは穏やかで温厚ながらも、社交的な性格の子が多いようです。協調性や順応性が高いので、赤ちゃんや他のペットがいるご家庭でも飼いやすいといわれています。 好奇心旺盛でイタズラ好き 好奇心旺盛なマンチカンは、明るく元気いっぱいで遊び好きな一面もあります。警戒心より好奇心が上回り、ついイタズラしてしまう場面もあるようです。 甘えん坊さん 短足マンチカンの魅力は見た目の可愛さだけでなく、甘えん坊な性格にもあります。飼い主と一緒に過ごすことが大好きで、猫の中でもかなりのスキンシップ好きな印象です。 4.短足マンチカンを飼う際のポイント 愛猫に健康的に過ごしてもらうためには、猫種に合った飼い方が大切です。ここでは短足マンチカンを飼う際のポイントを紹介します。 運動できる環境を整える 好奇心旺盛で活動的なマンチカンのために、部屋の中に運動できる環境を準備してあげましょう。キャットタワーを設置する、ひとりでも遊べるおもちゃをあたえてあげるといいかもしれません。ただし、足の短いマンチカンは若干ジャンプ力が劣るため、段差やキャットタワーが高すぎないよう個々の能力に合わせてあげてください。 毎日遊びの時間を取る マンチカンは甘えん坊な子が多いので、できるだけ遊びの時間を多く取りましょう。積極的にスキンシップを取るほど信頼関係を築けますし、愛猫のストレス解消にもなります。コミュニケーションが少ないとストレスを感じさせてしまうかもしれません。 誤飲の危険性のあるものは片付ける マンチカンは好奇心の強さゆえにさまざまな物に興味を示すため、誤飲に注意が必要です。足が短く目線が地面に近いので、地面に紙やゴミが落ちていないか日頃からチェックするようにしましょう。また、ゴミ箱の中のものを食べてしまう場合もあるので、蓋つきゴミ箱の使用がおすすめです。 適切な食事管理を行う 太りやすいといわれているマンチカンには、肥満対策が必要です。体重が増加すると足腰への負担が増えて椎間板ヘルニアや関節炎になりやすいため、食事管理を行いしましょう。おやつやフードは1日の量を定め、それ以上はあたえないようにします。猫じゃらしやボールを使って毎日運動させると肥満予防になるでしょう。 5.短足姿が愛らしい!マンチカンとのミックス種7選 短足の猫といえばマンチカンですが、実は短足猫は他にも多く存在します。ここでは、短足種の中でもマンチカンと他の猫種を交配したミックス種を7種紹介します。 ミヌエット ミヌエットはマンチカンとペルシャを交配した猫種で、マンチカンのような短い足に、ペルシャらしいふわふわの被毛が特徴です。マンチカンに比べて猫らしいマイペースさが感じられます。 キンカロー マンチカンとアメリカンカールを交配したキンカローは、90年代にアメリカ人ブリーダーによって生み出されました。まん丸の目とカールした耳、マンチカンを感じさせる短い足が特徴です。 スクークム マンチカンとラパーマから生まれたのがスクークムです。スクーカムと呼ばれることもあり、くるんとした巻き毛の被毛がポイントです。人懐っこさがありつつも自立心を持ち、あまり鳴かない猫として知られています。 ジェネッタ ジェネッタはマンチカンやベンガル、サバンナキャット、オリエンタルショートヘアなどさまざまな猫種を交配しています。かっこいい見た目とマンチカンらしい甘えん坊な性格にギャップがあります。 ラムキン ラムキンはマンチカンとセルカークレックスを交配したかなり希少な猫種で、小柄な体格と羊のような巻き毛が特徴です。好奇心旺盛なマンチカンの性格と落ち着いたセルカークレックスの性格を併せ持っています。 バンビーノ バンビーノは2006年に認定された新しい猫種で、マンチカンとスフィンクスを交配することで生まれました。小さくてスリムなのにぽっこりとお腹の出たアンバランスさが、イタリア語で「赤ちゃん」を意味するバンビーノという名前にぴったりです。 ミンスキン ミンスキンはマンチカン、スフィンクス、デボンレックス、バーミーズを交配することで生まれました。丸い顔と大きな目・耳、マンチカンらしい短い足、薄い被毛が特徴です。 6.まとめ マンチカンは短足というイメージが強いですが、短足だけでなく足の長い子も存在します。足が短いのは遺伝子の突然変異によるもので、短足マンチカンが生まれる確率は1/3程といわれています。マンチカンはフレンドリーで協調性が高く、甘えん坊な性格でスキンシップも多く取れるので、猫の中でも飼いやすいでしょう。短足の子は適切な食事管理を行い椎間板ヘルニアや関節炎を予防することが大切です。短足猫にはマンチカンの他にも、マンチカンの特徴を受け継ぐミックス種も存在します。短足猫の購入を検討しているなら、今回紹介した猫ちゃんたちも是非候補に入れてみてください。
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